キャパのカラー

日本橋三越新館でキャパ展。カラーのやつね。最終日。日本を撮影したものとヘミングウェイ親子を撮ったものが出色だった。戦争報道系は「はいはいわかりました」って感じ。ところでキャパのピンボケってのは、画角の底辺近くにピントを合わせるっていう方法なんだよな、なんてことを見ていて発見。メインの被写体は常に底辺より1〜2メートル程度後方だから、5.6くらいで撮ると微妙な前ピンになるってことなのかなぁ。あとフィルム感度が低いためか、ずいぶんスローシャッター切ってますよね。真昼間に。ということは絞らなくていいってことで、それが「味」になっているのかな、などとも。まあ、そんなところです。
※付録的に展示されていたD-dayってコンタックスIIなんですよね。コンタックスIIIa使いとしては親近感があって・・・。カラーでもゾナーっぽいシャープさとボケが共存した写真が結構あったが、よく映ってたなぁ。