悪徳タクシー会社 栄自動車(笑)

栄自動車の営業の山口新治からやっと連絡があった。12日の土曜にクレイムを入れてから実に一週間以上待たされた訳だ。運転手の橋爪という人から事情を聞いたが、運転手は確かに釣り銭と領収書を一緒に渡したと言っていて、領収書は受け取らずに現金だけを握り締めて客は降りた、と言っているので、社としては、そういう立場を取る、とのことだった。ああ、そうですか密室だから誰も見ていないということで、そういうことやっちゃうんだ。

ことの起こりは、12日朝8時半、自宅のある足立区から東京ドームの駐車場に行くのに流しのタクシーを拾った。「東京ドームの駐車場側に行きたい、水道橋側では遠くなるので」ということと「急いでいるので地理が分からないなら別の車を探すから、言ってください」ということ、さらに「私は道を知らないので聞かないでください」ということを言って、その条件で良しなら乗せてくれ、と言った。
運転手の橋爪は、分かったと言った。私としては同じ状況で何度も道を知らないタクシー運転手に騙された経験があるので、細心の注意を払っている。なぜなら時間がないからタクシーに乗るのだし、道が分からない運転手だと絶対に時間がかかるから。
隅田川の手前で、運転手が「○○通りのほうですよね」と聞いてきた。「ごめん駐車場の入り口でOKだからさ」そんな会話があった。俺は道を覚えないようにしているので、適当な知識で運転手には伝えない。当たり前だプロの運転手を混乱させてどうする?? 素人の出る幕じゃないじゃん。それで、仕事のメールを打ち込んでいたわけ。「道は任せますから、迷わないで行ってください。道は分かるということで乗車したんですから」と付け加えた。
橋爪は「でもお客様に道を聞くのは義務ですから」となんとか言ってきた、「カーナビつけてよ。カーナビがあるから安心して乗ったようなもんだし」と言うと、今起動中だとか言って一向にカーナビを操作する気配がない。「ねえ、本当に大丈夫なの? ストレートに駐車場に行ってくださいよ。その奥にあるのが関係者用の駐車場ですから」と言うと、今度はなんかぼそぼそと言っている。って、客を不安にさせてどうするんだよ。「5分でもムダになったらプロに頼んでいる意味ないんだからさー」俺も運転手の態度に切れ気味になったことは確かだ。「じゃいいよ、カーナビも付けない、道もわかんない、恐らくここだろうみたいな曖昧な話で引き受けるって、そういうんだったら降りて別の車探したほうが安心だからさ」と言って、「カーナビなんで使わない?? 使ってくれって最初から頼んでいるじゃん」などのやりとりでもこの運転手がきちんと届けてくれる確信はなく、「じゃあいいよ、降りるから、東京タクシーセンターの電話番号を教えてくれよ」と言うと、「知らない」と言う。「知らないわけないだろう。そういう会社の意向なのか?? 」といい、栄自動車というタクシー会社の番号がイエローカードに書いてあったので、かける。最初に乗った時にこちらが提示した条件、運転手がカーナビを使わなかったこと、東京タクシーセンターの電話番号を教えなかったこと、などを言い、橋爪氏に車を止めるように言い、千円札を出し、降ろしてくれと言いドアを開けさせて降りた。その途中で会社と橋爪氏とも直接電話で話して貰った。

で、栄自動車との電話はつながったままだ。
車もしばらく止まっていたようだ。次の車を拾い、栄自動車と話を進めるその過程で、千円札を出して釣りも領収書も貰ってないことに気づく。そのことを栄え自動車に伝える。だって、運転手は料金はいりませんからとかまで言ってたんだぜ。それなのにたった三百円くらいのつり銭を渡してくれないわけないじゃん。だから、運転手が忘れているんだと思ってたのね。だから、忘れているんだったら、それ、預かっといてくれ、って具合だったわけよ。
東京タクシーセンターに報告し、連絡を待つ。

それから一週間以上、ほったらかしだったわけです。

で最初に戻るのだが、その挙句に、つり銭はお客様が受け取りました。運転手が道を聞くのは義務ですから、領収書はお預かりしてますので。という戯言だったわけです。参りましたさ。
それから三時間以上のやりとりがあったんだけど、彼は、ひとつとして説明をしない「運転手がそう言っている」と。だから真実だと。こちらの言い分については「話し合う余地はないと思う」と。
はあ、盗人猛々しいっすねぇ。

タクシー会社なんかに常識的な対応を求めた俺がアホでした。

とりあえず、栄自動車の車だけには一生乗らないことにしました。