7年ぶりの歌舞伎座公演ということで行ってきた次第。

■なんとなく予想はしていたが、正蔵師といっ平師がもれなくついてきていた。
小朝師の独演会だから高いチケットを買って見に来たというのに、プログラムを見て「これじゃ、兄弟会じゃん」と・・・。「中村仲蔵」は、すいすいと流れてしまっていた感じがする。ちょっと前に観た東京フォーラムの「浜野」のほうが好きだなぁ。定九郎を演じ終わってから、評価が高かったということに気づくまでがやけにあっさりと。お上さんの口から街の噂を聞くという設定になっているのだけど、お上さんが上下に分けて街の噂を語る嘘くささが気になって・・・。「文七元結」は、佐野槌女将に迫力があって良かったが、こちらもサクサクと流れていく感じが・・・。まあ、小朝師はこういう感じですからね。好き嫌いということなんでしょうが・・・。もう少し演出を期待していたのですが。まあ、歌舞伎座だから豪華絢爛で良いのですがね。舞台も転換してたし。

■結構期待していた落語会だったので、このつまらなさは残念だった。談笑師の会に行っておきべきだった。

6月のきゅりあんの会にも行くんだよなぁ・・・。それから8月の独演会もチケット取れてるし・・・。なんか時間がもったいない気がする。