Summarit f=5cm 1:1,5 作例

というわけで、Summaritのテスト
オークションでバカみたいに安値でゲットしました(笑)。
Sonnar1,5党で「ライツってマシンだけでしょ」みたいなポジションの大口径高速レンズフェチとしては、わくわくする期待と同時に「どうせSonnarにはかなわんわい」という諦めがあったんですが。あまりいい噂聞かないし(笑)。

マシンは、Leica IIIf
カラーネガで撮影。

  • 絞り2,0


ピントの合ったところはくっきりと出る。ボケはぐるぐるしている。これが個体のせいなのかどうかわからん。

  • 絞り4,0



絞ると凄くシャープ。ズミクロンに匹敵すると言われているが、段差のないボケのグラデーションはSonnar1,5/5cmを思い出させる。奥行き感が自然に表現され立体感がある。頑張る玉だと思います。
これなら充分常用できます。

  • 絞り5,6



まあ、こんな感じですねって写真ですが、シャープですねぇ。



結構みなさんモノクロで撮影しているみたいですが、カラーネガで使えますね。
普通に。しかもいい感じ。
さすがに開放は光の状態によってはダメダメな写真になりますが、順光でフードさえしっかりしていれば、神が降臨しますね。
ライツのレンズにはまるとバカみたいな泥沼といいますが、気持ち解ります。もう一本試してみたいという気にさせますね。
1,5Sonnarと比べると、開放では断然Sonnarのほうが綺麗ですね。Sonnar使いってのは「レンズは開放から使えて当たり前」という常識がありますので(笑)、1,5まで開けるのに勇気も決断もいらないんですが・・・。ちょっと覚悟のいる玉みたいですが、なんのなんの良いレンズですねぇ。ホント。