営業の質と企業の質

楽天の営業から電話があった。以前出店資料請求を請求してから、すぐにコンサルを名乗る方から電話があり、そのときはいろいろと面白げな話もできたので、まあ、楽天の営業も頑張っているなぁ、という印象だったんだけどね。今回のは、はっきり言って酷かった。出店営業というものが、楽天みたいなところにとっては実は肝となるだろうだけにこの酷さにはびっくりした。集客について魅力を感じないという話をすれば、「使ってもいない人にそういうことは言われたくない」というような答えが返ってくるわ、「どういうプランをもっているのか」と聞かれるから、コンテンツの読者を作りそこから販売サイトへの導線を構築するという話をしている最中に、「遠方からの電話が入りましたので、切らせて頂きます」と一方的に電話を切るわ・・・。
IT産業にとっての本当にの悩みは、こういう末端営業の質の低さなんだろうなぁ、と起こってしまう。営業時間中にコンサルと称する人からの電話が入ってきたとき、我々、ユーザ企業はどういうことを期待するか。それは、有益な情報と有益なコミュニケーションである。それでなければ、飲み屋で馬鹿話として聞いていればいいのだ。それが前提。それにも係わらず、馬鹿の浅知恵で喧嘩腰のコメントをしてくる奴っていうのは、ビジネスに対する品位を疑われてもしょうがないんだよね。これは若いとかどうとかじゃなくて、その人の資質なんだよね。
まあ、私のデータなんてのは楽天の営業リストのなかでも優先度が低いところにあるはずだということと、12月であるってことを鑑みると、この営業さんは、出来ないほうの営業さんで今期の〆に向って最後のローラーを必死こいて掛けているとろなんでしょうね。それを考えると頑張ってね、って気にならなくもないが、いかんせん、どういう事情があっても、相手を不快にさせるだけの話し方ってのは、いかがなものだろうか。
楽天の営業のすべてがそうだとは言わない、本当に優秀でためになる話をしてくれて、電話が楽しい営業もいた。だけど、あなたが楽天に資料請求をする際、こういう質の悪い営業電話によって大切なあなたの時間を割かれる可能性もあるってことを、覚えておいて欲しい。