VTRを仕事にしている友人が、カメラを買うなら何がいいと聞いたので、「ライカ」を買えと言った。

■別に、カッコつけているわけじゃなくてですね。カメラってのは必ずいきつくところまでいかなきゃ満足できないものなのだから、という意味なんてずが・・・。

■自分自身の場合を考えてみても、もちろん、カメラヲタクを自他ともに認めている諸氏には及びつかないが、また最近はKISS Digital Nなんていう名前のへなちょこなデジ一眼で撮ることがほとんどになってきていますが・・・、そしてずっとCarlZeissラブラブといい続けてきていますが・・・、結局のところ、M3は買わざるをえなくなったわけですから・・。メカとして一流のモノってことで、M3は外せないわけでして。

銀塩をやるんだったら、AF、いらない。そして、モノクロのネガならオートの露出もいらん。すると、マストバイってのは、NikonF、LeicaM3、ContaxII、LeicaIIIfのセルフ無し、という4種に限られるというのが、僕の極端な持論なんですよ。その4種ってのは、永遠のフラッグシップ機なので、「あー、これのもっといい奴が欲しくなってきた」という気分になることは絶対にないのだから。

■だったら、最初から、M3を買っておけば、一生、ほかのカメラを買う必要はないんじゃないかと、思うわけです。足りなさがあるから、次から次へとカメラを欲しくなるけど、最初から満足しておけば、ほかのどれもが(M7の質感を見て、欲しいと思うか?)、いらないものになるわけですよね。

■まあ、たわごとですけど。

※Antiquaryにて

[LeicaM3 + DR Summicron]


■ところで、ライカというと、内田ユキオさんとか、いいですよね。


ライカとモノクロの日々 エイ文庫

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